主人は高校の同級生で、長い時間を共に過ごしてきました。絵が好きで美術館や展覧会などにもふたりでよく足を運び、昔からずっと一緒でした。
そんな主人が他界し、“これからもずっと一緒にいたい”という想いで、肌身離さず身に着けられるものを作りたいと願うようになりました。
そう過ごしている中、“遺骨をジュエリーにして身に着ける”という話をどこかで聞き、良いお店がないかと家族に相談したところ、息子のお嫁さんがケイウノのことを紹介してくれて、お願いすることにしました。
このしずく型のペンダントの中には、主人の遺骨が眠っています。
ケイウノは店舗に工房を併設していて職人さんがいるということもあり、納骨の瞬間にも立ち会うことができました。
実は、ペンダントの中にはもう一人分のスペースを残していて、私がいつか旅立ったときは、私も一緒に入らせてもらえるように家族へお願いしています。
また、表のデザインに取り入れた“クローバー”にも、とても想い入れがあります。
主人は生前ミニバスケットボールのコーチを長年続けていて、体育館の外で四葉のクローバーを見つけるのが得意でした。見つけたクローバーは、子どもたちに押し花にしてプレゼントしたり、テーピングをするときにクローバーを中に入れて巻いてあげたりしていて…。
息子やミニバスケットボールに通う子どもたち、父兄の方々にとっても、クローバーは主人のトレードマークのようなものでした。数々の想い出がつまったクローバーをデザインに取り入れてもらい、見るたびに、主人を想い出します。
家族全員と話し合ってアイディアを出し合い、これまでの様々な想い出と、家族それぞれの気持ちがこもったペンダントになり、とても感動しています。これからもずっと、大切に身に着けていきたいと思います。
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