結婚指輪と婚約指輪は重ね着けしてもいい?メリットやおしゃれに着けるコツを紹介
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けすることは特別なことではなく、重ね着けを楽しむ人もたくさんいます。重ね着けをすることを前提にデザインされた「セットリング」も人気です。今回は、結婚指輪と婚約指輪を重ね着けするメリットのほか、積極的に重ね着けをしたいシチュエーション、注意点などについてお伝えします。
- 結婚指輪と婚約指輪は重ね着けしていい?
- 結婚指輪と婚約指輪を重ね着けする方法
- 結婚指輪と婚約指輪を重ね着けするメリット
- 結婚指輪と婚約指輪を重ね着けする際の注意点
- 結婚指輪と婚約指輪を重ね着けしたいシーン
- 結婚指輪と婚約指輪をおしゃれに重ね着けするコツ
- 婚約指輪を買うならケイウノ
- まとめ
結婚指輪と婚約指輪は重ね着けしていい?
「結婚してからはずっと結婚指輪を着けているから、婚約指輪の出番がなくなってしまった」という方は少なくありませんが、せっかくいただいた婚約指輪を使わないのはもったいないことだと思いませんか。そこで、おすすめしたいのが結婚指輪と婚約指輪の「重ね着け」です。結婚指輪と婚約指輪の重ね着けは海外では一般的なことであり、最近は日本でも重ね着けをする人が増えています。
ゼクシィの調査(※1)によると、婚約指輪の購入理由として22.8%(複数回答)の人が「結婚指輪と重ね着けがしたかったから」と回答しています。また、結婚指輪を決定する際のデザインの重視点として29.8%(複数回答)の人が「重ね着けができるデザインであること」と回答しています。
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けする方法
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けする場合、着ける指や順番に決まりはあるのでしょうか。結婚指輪と婚約指輪を重ね着けするときは通常、それぞれの指輪を単独で着けるときと同様に左手の薬指に着けます。順番に決まりはありませんが、先に結婚指輪を着けてから婚約指輪を着けるのが一般的です。
指輪を着ける「順番」の意味とは?
婚約指輪は、パートナーに対する深い愛と、将来をともに歩みたいという結婚の意志を形で表すものです。結婚指輪は、結婚した二人が、永遠に途切れることのない愛を誓い合った証として身に着けるものです。
この2つの指輪を重ね着けすることは「永遠の愛をロックする」という意味があり、「二人の愛が永遠に続きますように」という願いを込めることができます。上述のとおり、重ね着けをするときは結婚指輪を先に着け、その上から婚約指輪を重ねるのが一般的です。この順番で重ね着けをすることで、永遠に途切れることのない愛を「封じ込める」ことができるといわれます。婚約指輪を着けて結婚式に臨む場合も、最初は右手の薬指に婚約指輪を着けておき、指輪交換で左手の薬指に結婚指輪を着けた後、その上から婚約指輪を重ね着けするのが一般的な流れです。
とはいえ、逆の順番で重ね着けをしたらNGというわけではないので、ファッションとして重ね着けを楽しむ場合は好みの順番で着用してもかまいません。
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けするメリット
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けすることで、以下のようなメリットがあります。
見た目が華やかになる
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けすることで、手元が一段と華やかになります。結婚指輪は比較的シンプルなデザインが好まれますが、婚約指輪は大きめの宝石があしらわれた華美なデザインが好まれます。そのため、結婚指輪に婚約指輪を重ねると、ひときわゴージャスな雰囲気を演出することができます。
結婚指輪と婚約指輪の重ね着けは、友人の結婚式や同窓会、子どもの入園式や入学式など、ドレスアップして参加するフォーマルなイベントにはふさわしい装いになるでしょう。
婚約指輪をより多く楽しめる
婚約指輪の出番を増やせることも、重ね着けをする大きなメリットです。かつては、「婚約指輪は婚約期間にだけ身に着ける指輪である」という考えが根強かったため、結婚後は婚約指輪の出番がほとんどなく、「ずっとしまったまま」という人が少なくありませんでした。
しかし、最近は「結婚後も婚約指輪を身に着けたい」と柔軟に考える人が増えており、重ね着けのアレンジが一般的なものになっています。折を見て重ね着けをすることで、パートナーからもらった大切な婚約指輪をより多く楽しむことができるでしょう。
恋人時代を思い出せる
婚約指輪はプロポーズとともに贈られることが多く、「プロポーズのとき、婚約指輪を差し出された瞬間は生涯忘れられない」という人も少なくありません。このように印象深い婚約指輪だからこそ、結婚後もたびたび身に着けることで、恋人時代の気持ちを思い出すことができます。
結婚して新生活が始まり、子どもが生まれてというようにライフステージが進んでいくと、恋人時代の思いは徐々に薄れてしまうものです。しかし、婚約指輪を重ね着けすることで、恋人時代の感情やプロポーズされたときの喜び、結婚を決意したときの思いがよみがえり、気持ちを新たにできるものです。
パートナーに喜んでもらえる
自分が贈った品物を使ってもらえるのは、誰でも嬉しいものです。結婚したら結婚指輪を着けることになりますが、節目節目で婚約指輪を重ね着けしていると、パートナーも「婚約指輪を大切にしてくれているんだな」と喜んでくれるでしょう。
結婚記念日でディナーに出かけるときに婚約指輪を重ね着けしていくという人は多くいますが、記念日に限らず、もっと気軽に重ね着けをしてみてはいかがでしょうか。結婚後に婚約指輪を身に着けることは愛情表現にもなるので、パートナーとの絆が深まり、夫婦円満の助けになるはずです。
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けする際の注意点
結婚指輪・婚約指輪の素材やデザインは様々なものがあり、組み合わせによっては、2本の指輪が擦れ合うことで傷が付いてしまうことがあります。
また、デザイン的なバランスにも注意が必要です。結婚指輪と婚約指輪のデザインがマッチしていれば重ね着けによって自然な華やかさを演出できますが、リングの素材や太さ、装飾などによってはアンバランスな印象になってしまう可能性があります。特に、重ね着けを想定しておらず、結婚指輪と婚約指輪を別々に買った場合などはバランスが悪くなりがちです。
その他、2本の指輪を重ね着けすると、外側に着ける指輪の位置が単体で着けるときの位置からずれます。そのため、装着感が変わって違和感を覚える人もいるようです。
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けしたいシーン
結婚指輪と婚約指輪を重ね着けするのにふさわしいのは、以下のようなシーンです。
結婚式や同窓会などフォーマルなシーン
結婚指輪は日常使いをする指輪なのでシンプルなデザインが好まれますが、婚約指輪は大きめの宝石をあしらったゴージャスなデザインが人気です。この2つの指輪を重ね着けすることで、それぞれを単体で身に着けるときよりも格段に華やかな印象になります。重ね着けした指輪はドレスアップしたファッションに映えるため、友人・知人の結婚式や同窓会など、フォーマルなシーンにふさわしい装いになるでしょう。
結婚記念日などパートナーとの記念日
結婚記念日やお互いの誕生日など、パートナーとの祝いの場に結婚指輪と婚約指輪を重ね着けしていく人も少なくありません。ホテルやレストランでのディナーなど、着飾って出かけるシーンには、重ね着けした指輪がよく映えます。婚約指輪は、プロポーズされたとき・したときの感情や恋人時代の思い出をよみがえらせてくれるアイテムなので、二人の記念日は、あらためて身に着けるのにぴったりなタイミングだといえるでしょう。
七五三や入学式など子どものイベント
結婚して子どもが生まれると、お宮参りや初節句、七五三、入園式・入学式や卒園式・卒業式など、お祝いごとやイベントが増えます。このようなイベントのときは、両親も正装をして一緒に写真を撮ることが多いため、手元も華やかに演出したいものです。結婚指輪と婚約指輪を重ね着けすることでイベントならではの特別感が増すだけでなく、手元がキラリと輝く美しい写真を残すことができます。
女子会など友人との集まりの場
結婚指輪と婚約指輪の重ね着けをするのは、必ずしもフォーマルな場だけに限られません。女子会や忘年会、ちょっとしたパーティーなど、友人との集まりに重ね着けをしていくのもおすすめです。ドレスアップするほどではないカジュアルな場でも、手元が華やかになると気分が高まりますし、周囲にも上品な印象を与えることができるでしょう。
結婚指輪と婚約指輪をおしゃれに重ね着けするコツ
結婚指輪と婚約指輪の重ね着けがおしゃれに見えるかどうかは、その組み合わせによって決まってきます。以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
セットリングを選ぶ
おしゃれに重ね着けしたいなら、セットリングを選ぶのがおすすめです。セットリングとは、結婚指輪と婚約指輪を重ね着けすることを前提にデザインされたリングのことで、多くのブランド、ジュエリーショップがセットリングをラインナップしています。
結婚指輪と婚約指輪を別々に購入すると、重ね着けをしたときにアンバランスになってしまうことがありますが、セットリングならそのような心配はありません。すでに婚約指輪をもらっている場合は選択肢から外れますが、そうでなければ、パートナーに「重ね着けしてみたい」と伝え、一緒にセットリングを選びに行ってみてはいかがでしょうか。
同じブランドで選ぶ
結婚指輪と婚約指輪を別々に購入する場合でも、デザイン的に相性の良い指輪を選ぶことができれば、重ね着けしたときの仕上がりもまとまります。とはいえ、異なるブランドの指輪同士でバランスを整えるのは難しく、ちぐはぐな印象になってしまう可能性もあります。そのため、重ね着けしたい結婚指輪を後から購入する場合は、婚約指輪と同じブランドで選ぶことをおすすめします。同じブランドの指輪であれば統一感を出しやすく、おしゃれに重ね着けができるでしょう。
色や形を合わせる
結婚指輪と婚約指輪の重ね着けをおしゃれに見せるポイントは、2本の指輪の色や形を合わせることです。異なるブランドの指輪で重ね着けする場合でも、同じ素材で色や形(ライン)が揃っていれば、統一感のある仕上がりになります。重ね着けしたい結婚指輪を後から購入する場合は、必ず婚約指輪を着けていき、スタッフに「重ね着けしたい」と伝えます。試着する際は、実際に重ねて着けてみて、スタッフと一緒に色や形のバランスをチェックしましょう。
婚約指輪を買うならケイウノ
ダイヤモンドも素材もデザインも、好みに合わせてアレンジできるのが、ケイウノの婚約指輪です。爪の形や石座、サイドビューなど細部までこだわり抜き、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すセッティングを行っています。
ケイウノは、これまで50万組以上のカップルの細やかなご要望にお応えしてきたジュエリーブランドです。デザイン・製作・販売を一貫して行っていますので、既製品と同じような価格でオーダーメイドの婚約指輪を手に入れていただけます。店舗には、オリジナルデザインの婚約指輪を豊富に取りそろえているほか、アレンジオーダー、フルオーダー、リフォーム、手作りなどのサービスもご用意しています。
まとめ
今回は、結婚指輪と婚約指輪の重ね着けについてお伝えしました。結婚後、婚約指輪を眠らせてしまうのはもったいないという人は少なくないでしょう。重ね着けができる組み合わせにしておくと、結婚後も婚約指輪を身に着けることが増えます。
結婚指輪と婚約指輪の重ね着けをしたいなら、セットリングがおすすめです。ケイウノでは、数多くのセットリングをラインナップしています。セットリングのオーダーメイドにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
記事執筆で参考にしたデータ
※1:ゼクシィ 結婚トレンド調査2022
https://souken.zexy.net/data/trend2022/XY_MT22_report_06shutoken.pdf