婚約指輪はいつ着けるもの?普段使いの方法・マナーや結婚後の使い道を紹介
婚約をして婚約指輪をもらったけど、「いつ着けるのか分からず、リングケースにしまったまま」という方も少なくないようです。婚約指輪は大きめの宝石があしらわれた華美なデザインの指輪が多いため、気軽には使いにくいかもしれませんが、普段使いをしてはいけないということはありません。今回は、「婚約指輪はいつ着けるの?」という疑問にお答えしていきます。
婚約指輪はいつ着けるもの?
婚約指輪は一般的に「結婚前の婚約期間に着けるもの」というイメージを持っている方が多いでしょう。しかし、実際にはこのような決まりはなく、もらったときから結婚した後まで、いつ着けても大丈夫です。
婚約指輪は結婚指輪に比べ華美なデザインの指輪が多いうえ、高価なアイテムなので、気軽に使うのがためらわれるという声も聞かれます。そのため、ほとんど着けることなく、リングケースにしまったままにしている人も少なくないようです。一方で、婚約指輪をもらってから毎日のように身に着けて、幸せを実感している人もいます。
毎日着けることはなくても、結婚前は婚約指輪を身に着けるシーンがたくさんあります。たとえば、両家が一堂に会する「顔合わせ食事会」や「結納」のときに、婚約指輪をお披露目するのは一般的です。お互いの友人に婚約を報告するときに婚約指輪を着けていく人もいますし、職場に着けていく人も少なくないようです。
結婚後も婚約指輪を着けていい?
ゼクシィの調査(※1)によると、「結婚後、婚約指輪をどんな時に着けていますか?」という質問に対し、最も多かったのが「結婚式など特別なお出かけのときに着けている(50.0%)」という回答でした。2番目は「ほとんど着けていない(18.4%)」という回答でしたが、次いで「普段のお出かけのときに着けている(14.6%)」「毎日ではないが気が向いたときに着けている(9.2%)」「ほぼ毎日、日常的に着けている(6.8%)」という回答が続いています。
この調査からも、結婚後も婚約指輪を身に着けておしゃれを楽しんでいる人がたくさんいることが分かります。特に、結婚式や同窓会などフォーマルなイベントには特別感のある婚約指輪がよく似合います。また、子どもが生まれたら、お宮参りや七五三、入園式や入学式など婚約指輪を着用できるシーンが増えていきます。
このようなとき、普段着けている結婚指輪を外して婚約指輪を着けてもかまいませんが、「重ね着け」をするのもおすすめです。結婚指輪と婚約指輪の重ね着けについては、以下の記事で詳しく解説しています。
婚約指輪の着用を控えるべき場面とは?
婚約指輪は結婚の前後を通して普段使いできるものですが、どんなシーンでも着用できるわけではありません。以下のような場面では、婚約指輪の着用を控えたほうがいいでしょう。
結婚前、相手の親に挨拶に行くとき
結婚する前、相手の親に挨拶に行くのは、二人の結婚を認めてもらうためです。この時点では、二人の間では結婚を約束していても、親には認めてもらっていないので、婚約指輪を身に着けるのは控えるべきです。婚約指輪を着けていたら、「順番が違う」と気分を害してしまうかもしれません。すでに婚約指輪をもらっていたとしても、親への挨拶を済ませて、結婚を認めてもらってから着けるようにしましょう。
仕事中
仕事中に婚約指輪を着用していいかどうかは、職場によって判断が異なるところです。業務の性質上、華美な装飾品がNGとされている職場の場合、婚約指輪をしていくのは控えるべきですが、そのような制約がない職場であれば基本的に婚約指輪を着けていっても問題はないでしょう。ただし、会社の規則上、禁止されていなかったとしても、社風によっては婚約指輪がNGの職場もあります。心配な方は、事前に上司や既婚の先輩に相談してみるのがおすすめです。なお、婚約の報告をすることなく婚約指輪を着けていくのはマナーとして問題があるので、先に婚約の報告を済ませるようにしましょう。
お悔やみごとのとき
通夜や葬式、告別式など、お悔やみごとのときは、婚約指輪を着けていくのは控えましょう。故人を弔う場なので、華美な婚約指輪はマナー違反になります。なお、すべてのアクセサリーがNGというわけではなく、宝石が付いていないシンプルな結婚指輪であれば問題ありません。
アウトドアやスポーツを楽しむとき
海やキャンプなどアウトドアに行くときは、婚約指輪の着用は控えましょう。万が一、婚約指輪をなくしてしまうと、見つかる可能性は非常に低くなります。また、土や砂によって傷や汚れが付きやすくなります。スポーツをするときも同様です。プレー中の激しい衝撃や摩擦によって指輪が傷付いたり変形したりしやすくなるほか、不意の接触で他のプレイヤーにケガをさせてしまうおそれもあります。
婚約指輪のお手入れの仕方
婚約指輪のお手入れの仕方を、「自分でできるお手入れ」と「ショップでのお手入れ」に分けてご説明します。
自分でできるお手入れ
婚約指輪を美しいまま保つためには、お手入れが欠かせません。汚れが付いたままにしていると、そこから指輪が変色してしまうことがあります。ご自宅でこまめにお手入れをすることで、変色のリスクを減らし、指輪の美しさを維持することができます。
日頃のお手入れは、ジュエリークロスと呼ばれる貴金属用のクロスでやさしく拭くのが基本です。それだけでも汚れが落ち、輝きがよみがえります。ただし、研磨剤入りのクロスを使うと表面が削れてしまう可能性があるため、研磨剤が入っていないクロスをおすすめします。
婚約指輪を保管するときは、リングケースやジュエリーボックスを使いましょう。ジュエリーボックスを使うときの注意点は、他のアクセサリーと一緒に入れないことです。一緒にしていると、接触や摩擦によって傷が付きやすくなるからです。
ショップでのお手入れ
ほとんどのジュエリーショップでは、指輪の洗浄サービスを行っています。定期的にジュエリーショップでお手入れしてもらうことで、自分では除去できない細部の汚れまで落とすことができ、まるで購入当時のような輝きがよみがえります。
ケイウノでは、自社職人による「リフレッシュ仕上げ(洗浄・小傷取り)」を永久無料・回数無制限でご提供しています。洗浄だけでなく、日常生活で付いてしまった小傷や変形などのお直しも無料にて承ります。工房併設店舗であれば、最短で即日対応可能な場合もあります。
アフターサービス | 結婚指輪・婚約指輪の K.UNO(ケイウノ)
婚約指輪におすすめの商品
ケイウノで人気の高い婚約指輪をご紹介します。
Caterina(カテリーナ)
王道のソリテールリングでありながら、細部まで洗練されたデザインが特徴の婚約指輪です。
カテリーナ[RES-196]|婚約指輪(エンゲージリング)|結婚指輪・婚約指輪のケイウノ
Pace(パーチェ)
華やかなメレダイヤモンドがあしらわれた婚約指輪。同じシリーズの結婚指輪との重ね着けもおすすめです。
パーチェ[RES-198]|婚約指輪(エンゲージリング)|結婚指輪・婚約指輪のケイウノ
Calore(カローレ)
さりげないゴールドのラインが目を引く、コンビデザインの婚約指輪です。
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婚約指輪を買うならケイウノ
ダイヤモンドも素材もデザインも、好みに合わせてアレンジできるのが、ケイウノの婚約指輪です。爪の形や石座、サイドビューなど細部までこだわり抜き、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すセッティングを行っています。
ケイウノは、これまで50万組以上のカップルの細やかなご要望にお応えしてきたジュエリーブランドです。デザイン・製作・販売を一貫して行っているため、既製品と同じような価格で婚約指輪のオーダーメイドが可能です。店舗には、オリジナルデザインの婚約指輪を豊富に取りそろえているほか、アレンジオーダー、フルオーダー、リフォーム、手作りなどのサービスもご用意しています。婚約指輪の購入をお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、「婚約指輪はいつ着けるの?」という疑問にお答えしてきました。せっかくいただいた婚約指輪ですから、気軽に身に着けて、おしゃれを楽しみたいものです。結婚した後も、友人の結婚式や同窓会、子どもの七五三や入学式・卒業式など、婚約指輪が活躍するシーンはたくさんあります。記念品として大事にしまっておくのではなく、ぜひ積極的に着用してみてはいかがでしょうか。
記事執筆で参考にしたデータ
※1:マクロミル会員を対象としたアンケート調査(2020年7月実施、206人回答)
https://zexy.net/mar/manual/ring_info/engage_faq_article9.html