結婚指輪のサイズ直しはどうするべき?方法や工程、注意点などを徹底解説!
年を重ねると、指の形や太さが変わってきて、結婚指輪のサイズが合わなくなってくることがあります。こうしたとき、「サイズ直し」をすれば、再び快適に結婚指輪を使えるようになります。ただし、なかにはサイズ直しが難しい結婚指輪もあるため、購入時に確認しておくことが重要です。今回は、結婚指輪のサイズ直しの方法や注意点などについて解説していきます。
- 結婚指輪のサイズ直しとは?
- 結婚指輪のサイズ直しの依頼先
- 結婚指輪のサイズ直しにかかる期間と費用の目安
- 結婚指輪のサイズ直しの方法・流れ
- 結婚指輪のサイズ直しに関する注意点
- 将来サイズで悩まないための結婚指輪の選び方
- 結婚指輪ならK.UNO(ケイウノ)
- まとめ
結婚指輪のサイズ直しとは?
結婚指輪のサイズ直しとは、文字どおり、今の自分の指にフィットするように指輪のサイズを修正することをいいます。年月とともに指の太さや形が変わってくると、結婚指輪がきつくなったり、ゆるくなったりします。結婚指輪がきつくなると、指から外せなくなってしまうことがあります。逆に、結婚指輪がゆるくなると指から抜け落ちやすくなり、紛失するリスクが高くなります。そのため、今の指の太さに合わせて指輪の内径を修正するサイズ直しが必要になるのです。
結婚指輪のサイズ直しの依頼先
結婚指輪のサイズ直しをしたい場合、その指輪を買った店舗に依頼するか、指輪修理を専門とする工房に依頼するのが一般的です。
1:結婚指輪を買った店舗に依頼
最も一般的なのは、結婚指輪を購入したジュエリーショップにサイズ直しを依頼する方法です。結婚指輪を取り扱っている店舗であれば、ほとんどがアフターサービスとしてサイズ直しに対応しています。
ただし、店舗によって有償・無償の違いがあったり、サイズ直しができる期間や回数に制限があったりします。また、指輪の素材やデザインによってはサイズ直しができない場合もあります。結婚指輪を購入する際に、サイズ直しの可否や条件などを確認しておくことが重要です。
2:指輪修理工房に依頼する
なかには、結婚指輪のサイズ直しに対応していないジュエリーショップもあります。また、サイズ直しが必要になるのは購入時から長期間が経過してからの場合が多いため、そのときに結婚指輪を購入した店舗がなくなっているケースもあります。このような場合は、指輪修理を専門とする工房にサイズ直しを依頼することになるでしょう。
指輪修理工房にサイズ直しを依頼する場合は有償になるので、事前にWebサイトなどで料金を確認しておきましょう。購入した店舗にサイズ直しを依頼する場合と同様に、素材やデザインによってはサイズ直しができないケースもあります。なお、指輪修理工房でサイズ直しをすると、購入した店舗でのアフターサービスを利用できなくなることもあるため、注意が必要です。
結婚指輪のサイズ直しにかかる期間と費用の目安
結婚指輪のサイズ直しにかかる期間は、ジュエリーショップによって異なるほか、指輪の素材やデザイン、宝石の有無などによっても変わってきます。一般的には、3~6週間程度が目安になるでしょう。
ただし、ゴールデンウィークや年末年始など大型連休がある時期や、クリスマス前などの繁忙期は、さらに期間が長くなることもあります。たとえば、友人の結婚式や子どもの行事など、サイズ直しをした結婚指輪を身に着けていきたい日が決まっている場合は、できるだけ早めに依頼することをおすすめします。
指輪修理工房に依頼する場合はもちろん、購入した店舗にサイズ直しを依頼する場合も有償になるケースがあります。サイズ直しの費用は、結婚指輪の素材やデザインなどによって変わってきますが、5,000円~10,000円程度が相場です。
結婚指輪のサイズ直しの方法・流れ
結婚指輪のサイズ直しの方法や流れについてご説明します。サイズを大きくしたい場合と小さくしたい場合で方法が変わってきます。
サイズ直しで結婚指輪を大きくしたい場合
結婚指輪がきつくなってきた場合は、サイズ直しで指輪を大きくする必要があります。結婚指輪のサイズを大きくしたい場合は、指輪を切断して素材を足したり、素材を引き延ばしたりする方法が一般的です。ただし、いずれの場合も、デザインや刻印に影響が出る可能性があります。ジュエリーショップや工房から説明があるはずですが、事前に了承・納得したうえで依頼するようにしましょう。
結婚指輪の内側を削ることでサイズを大きくする方法もあります。ただし、指輪が薄くなることで耐久性が落ちるため、あまりおすすめできません。また、内側の刻印が消えてしまう可能性もあります。
サイズ直しで結婚指輪を小さくしたい場合
結婚指輪がゆるくなってきた場合は、サイズ直しで指輪を小さくする必要があります。結婚指輪のサイズを小さくしたい場合は、リングの一部を切り外す方法や内側にパーツを取り付ける方法、指輪全体を圧縮する方法などがあります。
リングの一部を切り外し、再び溶接して内径を小さくする方法は、デザインや刻印の一部がなくなる可能性があります。また、切断した箇所に跡が残ってしまうケースがあります。指輪の内側にパーツを取り付ける方法は、刻印が見えなくなるほか、指輪の厚みが増すことで装着感が変わる可能性があります。指輪全体を圧縮する方法は、デザインによっては採用できない場合があります。また、内側の刻印を残すことはできますが、大幅なサイズ変更には向きません。
こうした注意点やデメリットについては、事前にジュエリーショップや工房から説明があるはずです。十分に理解・納得したうえで、依頼するようにしましょう。
結婚指輪のサイズ直しに関する注意点
結婚指輪のサイズ直しに関する注意点についてご説明します。
1:デザイン
結婚指輪のデザインによっては、サイズ直しが難しいものもあります。基本的に、シンプルなデザインの結婚指輪はサイズ直しがしやすいです。一方で、複雑な彫りが入っているなど、手の込んだデザインの結婚指輪や、全周にダイヤが敷き詰められたフルエタニティリングやパヴェリングなどは、サイズ直しが難しいとされています。そのため、ジュエリーショップによってはサイズ直しを不可としているところもあります。
2:素材
結婚指輪の素材も、サイズ直しができるかどうかに大きく関わってきます。一般的に、プラチナやゴールドは加工しやすく、サイズ直しも容易だとされています。一方で、ジルコニウムやチタン、タンタルなどの新素材は硬度が高いため、傷や変形に強いというメリットがある一方で、加工しにくいという側面もあります。それゆえ、サイズ直しが難しいケースも少なくありません。結婚指輪を購入するときから、素材の特性をよく理解しておくことが重要です。
もし、サイズ直しが難しい場合は、結婚指輪を「他の指に着ける」というのも一つの手です。また、結婚指輪がゆるくなってしまった場合は、婚約指輪など、他の指輪を重ね着けすることで抜け落ちるのを防ぐことができます。
3:サイズ直しの度合い
結婚指輪のサイズ直しができる場合でも限度があり、大幅な修正は難しいのが通常です。一般的には、上下3号程度であればサイズ直しが可能ですが、それ以上のサイズ直しは、ジュエリーショップや工房に相談しても対応してもらえない場合があります。
4:サイズ直しの回数
結婚指輪のサイズ直しは、回数を重ねるほど指輪に負担がかかり、強度が損なわれていきます。その結果、変形したり破損したりすると、結婚指輪そのものの買い替えが必要になります。そのため、ジュエリーショップによっては「サイズ直しは○回まで」というように回数の制限が設けているところもあります。サイズ直しの回数を減らすためには、何よりもまず、ぴったり合ったサイズの結婚指輪を買うことが大切です。
将来サイズで悩まないための結婚指輪の選び方
上述のとおり、将来、結婚指輪のサイズが合わなくなるのを防ぐためには、最初からぴったり合ったサイズの指輪を購入することが大切です。
特に注意を要するのは、妊娠中の方が結婚指輪を買うときです。妊娠中の女性は体がむくみやすく、指が太くなることがあります。そのため、妊娠中に買った結婚指輪が出産後、ゆるくなってしまうケースが少なくありません。そのため、妊娠中の方は出産してから結婚指輪を買うのがいいでしょう。どうしても妊娠中に購入する必要がある場合は、ジュエリーショップのスタッフに相談し、少し小さめのサイズを選ぶことをおすすめします。
また、妊娠していなくても、時間帯や季節、体調などによって指の太さが変化することがあります。そのため、日にちや時間帯を変えて、何度か試着したほうが安心です。
結婚指輪ならK.UNO(ケイウノ)
ケイウノは、これまで50万組以上のカップルの細やかなご要望にお応えしてきたジュエリーブランドです。
自然の強さ、優しさ、美しさに理想の姿を見出して生み出されるデザインが、ケイウノの結婚指輪です。内甲丸仕上げによる極上の着け心地や、耐久性の高い金属の配合など、見えない部分にまでこだわり抜いて製作しています。店舗には、オリジナルデザインの結婚指輪を豊富に取りそろえているほか、アレンジオーダー、フルオーダー、リフォーム、手作りなどのサービスもご用意していますので、ぜひお気軽にご来店ください。
まとめ
ケイウノでは、結婚指輪の「サイズ直し」を永久無料・回数無制限で承っております。通常の技法では、サイズ直しの「跡」が残ってしまう場合がありますが、ケイウノの独自技術であれば、跡が残らないきれいなサイズ直しが可能です。2種類以上の金属を用いたデザインや、指輪の全周にデザインが入ったリングもサイズ直しをすることができます。