結婚指輪の意味とは?なんで着ける?起源から相場まで解説
結婚指輪(マリッジリング)は、結婚する夫婦の愛と絆を象徴するものであり、永遠に途切れることのない愛を誓い合うためのジュエリーです。日本では、結婚式の「指輪交換」の演出で使われ、結婚した日から生涯着け続けていくのが一般的です。今回は、結婚指輪の意味や起源から、気になる相場までお伝えしていきます。
- 結婚指輪(マリッジリング)の意味・役割
- 結婚指輪(マリッジリング)の起源
- 結婚指輪(マリッジリング)の相場
- 結婚指輪(マリッジリング)のデザイン
- 結婚指輪(マリッジリング)に関してよくある質問
- 結婚指輪を買うならケイウノ
- まとめ
結婚指輪(マリッジリング)の意味・役割
結婚指輪は、結婚する二人にとって大切な意味や役割のあるジュエリーです。
永遠の愛の誓いを形にする
エジプトの文化では、指輪の「円」の形は「永遠」を象徴するものであり、永遠の結び付きを表現するために結婚の儀式で指輪が交換されていたといわれます。結婚指輪は、永遠の愛や絆の象徴です。結婚した二人が、永遠に途切れることのない愛を誓い合った証として身に着けます。
結婚していることを実感できる
結婚指輪を着けるタイミングはカップルによって異なりますが、結婚式の日や入籍した日から着け始めるのが一般的です。そうすると、日常生活の何気ない場面で指輪が目にとまるようになり、そのたびに、「自分は結婚したんだな」「幸せだな」ということを実感できます。パートナーがそばにいないときも、物理的に結婚指輪の感触を覚えることで、パートナーとの愛や絆を感じることができるでしょう。
周囲に結婚していることを知らせる
周囲に結婚していることを知らせることも、結婚指輪の重要な役割です。結婚指輪を着けていれば、周囲の人の目にとまります。結婚指輪はある意味、「私は結婚しています」ということを周囲に示すシンボルともいえるもので、話したことがない人にも、初めて会った人にも、自分が結婚していることを伝えることができます。既婚者であることを伝えることで、そこからコミュニケーションが生まれることもありますし、他の異性に一定の距離感を保ってもらえるというメリットもあります。
結婚指輪(マリッジリング)の起源
結婚指輪の起源は諸説ありますが、9世紀には、ローマ教皇ニコラウス一世が「指輪が結婚の証拠になると認めた」という言い伝えが残っており、1027年には、結婚式では「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に銀の指輪を交換している」という記録が残されています。その後、13世紀にはヨーロッパで結婚指輪が一般化していたとされています。
日本にも、明治の後期には結婚指輪の文化が伝わっており、キリスト教式の結婚式では結婚指輪の交換が行われていたようです。その後、大正時代になって結婚指輪の慣習が全国に広がっていったといわれています。
結婚指輪(マリッジリング)の相場
ゼクシィの調査(※1)によると、結婚指輪の全国の平均相場は「26.1万円」となっています。最も多い価格帯は「20万円~25万円未満」で、次いで「25万円~30万円未満」「30〜35万円未満」と続いています。地域によって差が見られますが、総じて「20万円~30万円未満」の価格帯で選んでいるカップルが多いことが分かります。
結婚指輪(マリッジリング)のデザイン
結婚指輪の王道のデザインといえば、シンプルな「ストレートライン」。アームがまっすぐで、洗練されたイメージを与えるため、TPOを選ばず身に着けることができます。「シンプルすぎて物足りない」と思う方もいるかもしれませんが、アームの幅や厚み、エッジの形状などによって印象は変わってきます。また、重ね着けをしやすいのもストレートラインの魅力。シンプルなので、どんなタイプのリングとも相性抜群です。
「ウェーブ」も結婚指輪で人気のあるデザインです。アームが波打つような曲線を描いているのが特徴で、ストレートラインのリングよりも立体的になっています。また、ストレートラインやウェーブにメレダイヤを施した結婚指輪も人気です。
結婚指輪(マリッジリング)に関してよくある質問
結婚指輪についてよくあるご質問にお答えします。
結婚指輪(マリッジリング)は左手の薬指に着けるべき?
結婚指輪は左手の薬指に着けるのが基本です。これは、古代ギリシャで「左手の薬指は、人間の感情を司る心臓と、1本の太い血管でつながっている」と考えられていたことが起源となっています。ただ、最近は価値観が多様化しており、「どの指に着けてもいい」と考える人も増えています。とはいえ、やはり左手薬指に着けるのが一般的なので、他の指に着けていると周囲に誤解を与えてしまうかもしれません。
結婚指輪(マリッジリング)を着ける指ごとの意味は?
左右10本の指には、それぞれに意味があるといわれます。左手薬指は「愛・絆を深める」という意味があるため、結婚指輪を着けるにはぴったりの指だといえます。その他の指の意味は以下のとおりです。
- 親指:リーダーシップを発揮する
- 人差し指:集中力、行動力、判断力を高める
- 中指:邪気を払い、インスピレーションを高める
- 薬指:ネガティブさを封じ、心の安定を図る
- 小指:魅力を高める、自分らしさを発揮する
- 親指:信念を貫く、目標や思いを実現する
- 人差し指:積極性やポジティブさを高める
- 中指:協調性を高め、人間関係を向上させる
- 薬指:愛・絆を深める、願いを実現する
- 小指:恋のチャンスを引き寄せる
結婚指輪(マリッジリング)と結婚指輪の違い
婚約指輪は通常、結婚の約束を交わす証として男性から女性に贈るもので、受け取った女性が身に着けます。一方、結婚指輪は結婚した印として二人で用意するもので、男性も女性も身に着けるという点が大きな違いだといえるでしょう。また、結婚後、生涯着け続けるのも結婚指輪の特徴です。
結婚指輪を買うならケイウノ
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まとめ
今回は、結婚指輪の意味や起源などについてお伝えしました。結婚指輪は婚約指輪に比べると安価ですが、長く着け続けるものであるからこそ、とことんこだわって選びたいものです。
ケイウノは、関東・東海エリアを中心とした日本全国で30店舗以上を展開するジュエリーブランドです。結婚指輪の購入をお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
記事執筆で参考にしたデータ
※1:ゼクシィ 結婚トレンド調査2022
https://souken.zexy.net/data/trend2022/XY_MT22_report_06shutoken.pdf