DESIGNER
デザイン課 課長
販売部デザイン課の課長として全デザイナーを統括しながら、お客様対応や商品開発の提案も行っています。お客様対応は主に難易度の高いファッションジュエリーのご対応をメインにすることが多いです。
マネジメント業務では、販売実績に基づいた分析や育成、ナレッジ作成、店頭ディスプレイのコントロール、勉強会やフェアの開催等多岐に渡ります。
デザイン職はケイウノの事業優位性であり、顔でもあります。武器であるデザインパフォーマンスで、お客様に特別な感動と喜びを贈り続けていくことが大事な使命だと思っています。
様々な価値観のお客様がいらっしゃるので、日々好奇心を持って様々なジャンルにアンテナを張り、知識を身につけ、デザインを生み出すための努力をし続ける姿勢が大切です。
高額なジュエリーをお任せいただくシーンも多く、それに見合ったお客様への提案力や対応力も求められます。お客様・社員・上司・部下へ常に感謝の気持ちを持ち、あらゆる物事・人から学び取る謙虚な姿勢が必要だと思います。
デザインを生み出す左脳と、数値等で物事を論理的に判断する右脳の使い分けが難しいです。また、自身の性格上、人に頼ることが苦手で、誰かに頼ったり任せたりすることが根本的に不得意です。マネージャーとして与えられた役割はまさにその苦手とする部分であるため、難しさを感じます。でも、私の性格を理解してくださっている係長に日々助けられています。そういった部下の方々のおかげでチームとして成果を出すために取るべき姿が徐々に見えてきました。
オーダーメイドという一期一会の世界で、何千年先にも形の残るジュエリーを自分の手でデザインできる点です。自分だからこそ提案できるデザインを常に意識し、且つ時代を経ても長く残っていくデザインを描けるように心掛けています。また、マネージャーをさせていただけたことで、スペシャリストのままだけでは得られかなった経験・知識が身につくことにも面白さを感じます。他部署の方々と関わり合いを深く持つ中で、商品開発のために必要なマーケティングの知識を身につけることができるのも醍醐味です。
「会社に拾ってもらえたから」がメインの理由かも知れません。ぎりぎりまで作家の道を取るか就職をするかで迷っていました。いくつかテキスタイル関係の会社説明会に参加しましたが、各メゾンが発信するコレクションから万人受けするデザインを生む、ということにはあまり魅力を感じませんでした。そんな中ケイウノを知り、デザインパフォーマンスやエンドユーザーへ直接デザインの提案ができることに魅力を感じました。3社しか選考を受けていませんでしたが、内定をもらうことができ、そのまま入社を決めました。
ひとつはコミュニケーション能力です。もともと人見知りが激しく、就職先が決まる前から母には接客は向いていないと言われていました。今でも得意とするほどではありませんが、初対面のお客様との会話も楽しみながら、会話から引き出せた特別なデザインを描くことができています。
もうひとつは画力でしょうか。ケイウノのデザイナーは、1本の迷いのない勢いのあるラインでデザインを描きます。もともとは鉛筆の線を繊細に重ねながら、陰影で描き出すデッサンが好きで得意でしたが、ジュエリーの知識とともに身についていったと思います。
グラフィックデザインスキルを身につけたいです。学生時代は工芸というアナログな分野で勉強していたため、デジタルソフトを使用したデザインとは無縁でした。ただこの仕事を続ける中で独学でPhotoshopやIllustratorのスキルを習得するようになり、複雑なハイジュエリーのデザイン作成に活用できたり、プレゼン資料やナレッジ資料を作成することができるようになりました。まだイメージは漠然とはしていますが、これから更にデジタル化が進む中でそういったスキルを積んで仕事に活かしていきたいです。
社員全員が“お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける”という経営理念に共感している人ばかりのため、本当に人を想うことのできる、心根の優しい素敵な人ばかりです。
また、チャレンジをさせてもらえるところも魅力です。まだまだ発展途中の企業だからということもありますが、年次関係なく一社員がやりたいと思えることは、本人の熱量さえ十分にあれば果敢にチャンレジさせてもらえます。
販売に関わりたい人であれば特にですが、人のためになること、人に喜んでもらうことが好きな人。
オーダーメイドという正解のないものを提案するため、どうしたらお客様に喜んでもらえるか、どんなデザインなら一生ものとして身に着けていただけるか等、相手目線で常に考えることが求められます。そのためにはジュエリーの知識だけでなく、世の中の様々な物事を学ぶ必要がありますが、その原動力となるのが“お客様のため”という気持ちであればケイウノの仕事にやりがいを持てると思います。
上司から見た木谷さん
いつも結果を出すための工夫や進化がある人です。デザイナーならではのクリエイティブな感性を生かした企画を考え、実行していく姿がとても頼もしいです。ジュエリーの知識はもちろんのこと、世の中の情報やファッション、トレンド等の情報にアンテナを常に広げ、学び、努力している姿勢とセンスの高さはスタッフたちの憧れでもあります。
そして、マネージャー業務と並行しながら、トップデザイナーとして多くのお客様から信頼され、ご指名をいただき、レベルや難易度の高い接客を行い続けています。ケイウノの要であるデザイナーとして、可能性を広げ、挑戦し続ける姿勢で新しい夢の実現に繋がる重要な役目を担ってくれる大切な人財です。
部下から見た木谷さん
デザイン課課長として、部下一人ひとりの性格や得意なことを把握し、いつもその人に合わせた対応や仕事の振り分けをしてくださいます。また、デザインのことだけでなく、世の中のことを深く理解するために経済誌やビジネス本を読んでいらっしゃる姿にはいつも刺激を受けています。デザイナーらしいセンスを持ち、風格も漂う木谷さんですが、プライベートやちょっとした雑談をする際にはとてもきさくで、関西出身ならではの巧みな言葉使いで会話を盛り上げてくれます。