スーツとは作業着ではなく、その人の個性があらわれるもの。
色やデザイン、コーディネート次第で、知性やセンス、品格までも演出し、第一印象をまるで変えることが出来ます。
この驚きと楽しみを色々な方にお伝えしたくて、スーツのコンシェルジュになりました。
採寸は20箇所、選べる生地は500種類以上。
形も伝統的なスタイルから個性的なものまで。
生地による雰囲気も大切ですが、仕立ての良さやシルエットの美しさも重要です。
体にフィットするよう計算されたケイウノオリジナルの型は、堂々とした存在感を演出し、動きやすさも考慮されています。
例えばアームホール。通常のものより少し肩周りが狭く作られているこの部分は、腕を上げたときにスーツが体を引っ張らず、窮屈にならないよう設計されました。
こだわりのオーダーメイドスーツだからこそお客様にお作りいただく際は、お打ち合わせから採寸、仕上がった一着のフィッティングまで細心の注意を払っています。
シルエットはきれいに出ているか、その方らしさは演出できているか…。
お客様にとって愛着のわく素晴らしい一着となるよう、日頃から新しいコーディネートや専門知識の勉強を欠かさず続けています。
元町店がオープンし、オーダーメイドスーツをご案内するようになってから、たくさんのお客様にお会いしてきました。
お客様がオーダーされたスーツに初めて袖を通して、鏡の前に立った瞬間「なんだかいつもよりかっこよく見えるなあ」と笑顔を見せてくださる時が本当に嬉しいです。
これからもおひとりおひとりを、その方らしく素敵に演出し、時々の歴史を刻んでいけるような宝物になる一着を提案していきたいと思っています。
～ケイウノ オーダーメイドストーリーブック003より～
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